一から創り上げる結婚式
2008年 1月 22日今回は、離島でのプロデュースを書きたいと思います。
離島…それは長崎県南松浦郡新上五島
博多からフェリーにて6時間30分ほどで到着します。
6時間30分…それはもう、海外みたいな感じですよね?!
夜23時30分出発→朝6時到着
季節にもよりますが、真っ暗で何もなく…海だけしかない
コンビニも探せばあるかな~ってな感じですが。。。
そんな癒し(?)の島で何度か結婚式をプロデュースさせて頂きました。
しかし今回はホテルではなく会館での結婚式!
会館=どれだけの人数?”その事だけが気になり、テンションも上がります。
今までは、レストランやホテルといった施設やスタッフがそろってる会場でしか経験がありませんでした。
会館…どれぐらいの広さで、何があって何がなくて、どれだけの人が動いてくれるのか…不安もヒートアップ(汗)↑
会館ですから、ホテルとの違いが沢山あります。
① 料理・飲物・配膳は仕出し屋さんへ依頼
② 音響オペレーターの手配
③ 照明は役場の職員さんに協力してもらう
④ 会場セッティングは仕出し屋さん(男性陣)
⑤ 会場キャプテンがいない(スタッフも)
ここで一番気になるのが⑤です!
“キャプテンって何?”って不思議に思っていらっしゃる方も多いかと思います。
キャプテンとは、新郎新婦を先導したり、進行がうまく進むように披露宴のスケジュールを全て頭に入れ、先読みし、何があっても平然と動く。
要は“結婚式がスムーズに流れるかは司会者とキャプテン次第”って言い切っても過言ではない位の存在なんです!!
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誰もが“崇拝&頼る”存在のキャプテンがいない!
では、その結婚式は一体ど~なるんだ????
…しばらく考えてはみましたが…答えは一つしかありません。そうです。私がするしかないんです…よね?!
実はした事もありません。
YASUNAGAのシステムとしては、引出物などのセッティングから当日の指揮は基本的にはしません。会場にお任せしております。しかし、今回は引出物のセッティングをする方もいない、キャプテンもいない、ついでにサブキャプテンも(汗)。
でも、大丈夫です!
何事にも前向きな私ですから、「ここは一つ成長できると思い、楽しみますか!」って覚悟を決めて。
離島ともなると、ご近所さんではないので忘れ物をした場合、とんでもなく恐ろしい思いをしなくてはなりません。いつも以上にチェックにチェックを重ね、そしてまたチェック!「いつからそんなに神経質になったの?」って思われるくらいに…
それぐらいで丁度いいんです!!
会場セッティングからの準備ですから、前泊で張り切ります!
慣れないところで、見知らぬ年上の方々に指揮を執っていかねばならぬ→プレッシャー もう神経は崩壊寸前(涙)
でも、泣き言は言ってられません!本番は明日ですから!!
何にもなかった会館が、みんなの協力で立派な結婚式場へ変身。
“すご~い!”って感動したと同時にスイッチ切り替え、引出物の設置。
何百個という引出物を。。。ずっと腰を曲げたままの作業で腰に異変を感じつつ→自分に渇!一つ一つ確認しながら丁寧に。
まだまだ続く。。。
今度はスケジュールに合わせてBGMと照明合わせ。
広い会場で地声は聞こえにくい為、マイク片手にリハーサル。これまた初めての経験。
“キャプテン”という、経験のないプレッシャーで、逃げ出したいくらいの気持ちを隠し、覚悟を決め、一人部屋で最終スケジュールチェック。
翌朝、いよいよ本番。
関係者の気持ちを一つに、いざ本番!!
入場!!
曲のタイミングを全て秒数で指定するんですが、会場が暗くなってる為→時計が見えない!!どうしよう…
大丈夫!全て曲も秒数(タイミング)も把握してましたから、感覚で先導。
心の中では、かな~り焦りましたが何食わぬ顔で。。。
結婚式&披露宴って、どんなに綿密に打ち合わせしていても、必ず(×100)ハプニングがあります。しかも悲しいことにちょこちょこと…
そんな時こそ私達プランナー&スタッフの機転で乗り越える。
タジタジしてても始まりませんからね。
キャプテンという仕事をした事がなかった私ですが、今までの結婚式で会場の隅に必ず居ましたので、自然に動きを覚えてたみたいで。。。時折戸惑いもありましたが、皆さんの手助けで無事お開き。
通常ならば、披露宴中感動して涙してますが、今回は泣けません!だって私は→キャプテンですから!!
けど、お開き後には感動とやり遂げた感知で涙が止まりませんでした。
本当の意味で一から創り上げた結婚式。
こんな経験が出来た私って、超~幸せ者ですよね?!
毎回思うことではありますが、人と出会い、学び、成長させて頂ける環境に日々感謝!
何ヶ所か会場をご提案させて頂き→見学(もちろん同行致します!)。どこの会場も気に入って頂けたんですが、最後にご案内したレストランで新郎様の目が変わったんです!! その反応を素早く察知された新婦様。「ここがいいんでしょ?!」と。まるで、お母さんが“子供の考えてる事は、全てお見通しよ!”ってな感じで…。 この光景は良く見受けられます。ずっと一緒にいると何も話さなくても不思議と分かるんですね。
今回のお2人は、ご自分達のこだわりや趣味を生かした披露宴がご希望。新郎様の仕事でもあります“ワイン”をどうにか使えないか。。。 単純に「飲めばいいじゃないか」って思われるかもしれませんが、お酒が飲めない方もいらっしゃる。。。その言葉に「お2人が選ばれたワインでソースをお作りすれば、飲めない方でも喜んでいただけるのではないでしょうか?」と、アドバイス。 




りかゴン